Hyper-V上で18.04を使うための注意点
Last-modified: Mon, 29 Oct 2018 00:29:31 JST (2269d)
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Hyper-V上でUbuntu18.04を使う場合、Hyper-V対応自体はカーネルに組み込まれているので何もしなくてもいいと思っていましたが、どうやらWindowsUpdateで再起動した際に仮想ディスクが破損する事故が起きました。
(しかもUbuntu18.04はディスク破損があると自動でReadOnlyでReMountしてくれる機能があるらしく、そのせいで監視システムからはアラートが飛ばす、モニタリングも正常だったため気づきませんでしたOrz)
これ、CentOS5の時も起きたことがあって、原因は良く分からないのですがHyper-V対応モジュールを入れなおすと直りました。
で、あれこれ調べてみたのですが、どれも出てくるのがデスクトップ版Ubuntuの話・・・
やっとたどり着いたのがこの情報。
以下手順です。
- カーネルモジュールを組み込む設定をします。以下追記
vi /etc/initramfs-tools/modules hv_vmbus hv_storvsc hv_blkvsc hv_netvsc
- 必要なプログラムをインストールします。
apt-get install linux-virtual linux-cloud-tools-virtual linux-tools-virtual linux-cloud-tools-common linux-cloud-tools-generic linux-cloud-tools-lowlatency
- インストールすると最後に自動でモジュールを作ってくれるようですが、念のため更新しておきます。
update-initramfs -u
- Hyper-v上のVM内にある設定で、統合サービスをすべてチェックします。(しないと起動時にエラーになる)
- 再起動します
reboot
- サービスが起動しているかを確認します。
systemctl status hv-kvp-daemon.service systemctl status hv-vss-daemon.service systemctl status hv-fcopy-daemon.service
なお、以下のように更新が必要とエラーが出ますが、これは無視して良いとのこと。 カーネルモジュールというと、カーネルが上がった時アップデートを忘れて辛い思いをした経験がありますが、
ここによると、カーネルアップデート時にupdate-initramfsが走るそうなので気にしなくてよさそうです。
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