Jenkinsスレーブサーバ作成

Last-modified: Wed, 14 Oct 2015 20:54:09 JST (3117d)
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Jenkinsスレーブサーバ構築

Jenkinsスレーブサーバを構築することにより、以下の利点があります。

  • Jenkinsサーバ内で動作させないので負荷分散になる
  • 異なるバージョンのミドルウエアやOSなど、ジョブごとの環境をスレーブサーバに持たせることにより、Jenkinsサーバ本体のバージョンアップなどに影響しなくなる。
  • スレーブサーバはSSHがつながれば良いので、DockerやVagrantなどでもいい。
  • ここでは、前提条件としてCentOS7を最小インストールし、IPアドレスの固定化やホスト名指定など最低限の設定がすんでいるものとする。
  • JenkinsスレーブサーバはSSHでつながり、そのサーバにJDKがインストールされていれば動作します。
    (あとはスレーブサーバで動作させるジョブに必要なミドルウエアや、リポジトリからチェックアウトするならスレーブサーバからリポジトリにアクセスできる必要があるなど)
    なので、JenkinsマスタサーバからSSHで接続できる必要があります。
  1. Jenkinsを動作させるユーザを作成します。何でもいいのですが、ここではJenkinsとします。
    #useradd jenkins
    #passwd jenkins
  2. JenkinsはJDKが必要なので、インストールします。
    #yum install wget java-1.7.0-openjdk
  3. 作成したJenkinsユーザでSSHがつながればOK
  4. Jenkinsマスターサーバにログインし、Jenkinsの管理をクリックします。
    jenkins-12.png
  5. ノードの管理をクリックします。
    jenkins-11.png
  6. 新規ノード作成をクリックします。
    jenkins-10.png
  7. ノード名に分かりやすい名前を入力し、ダムスレーブにチェックを入れます。
    jenkins-09.png
  8. 必要事項を入力します。
    リモートFSルートのディレクトリはなければ自動的に作成されます。
    起動方法はSSH経由とし、スレーブサーバのホスト名を入力。認証情報の横にあるAddボタンをクリックします。
    jenkins-08.png
  9. スレーブサーバの認証情報を入力します。
    jenkins-07.png
  10. Jenkinsマスタサーバから無事SSH経由でスレーブサーバに接続できたら、
    必要なプログラムが自動的に転送され、オンライン状態になります。
    jenkins-06.png

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