Windows10からWindows11へアップグレードする
Last-modified: Mon, 04 Nov 2024 23:36:46 JST (36d)
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Proxmoxへ移行したWindows10からWindows11へアップグレードをします。
環境は Proxmox VE 8.2 です。
MBRからGPTへ変換をする
まず、VMのディスクをMBRからGPTへ変換をする必要がありますが、制限があります。
それは単一Cドライブのみの構成である。という点です。
何故かというと、GPTへの変換時どうもワークパテーションを切るようなのですが、MBRの場合最大パテーション数が4という制限があり、既にDドライブなどで4パテーションを作成している場合は変換不可なのでOS再インストールが必要です。
- Windows10にて管理者としてPowerShellを開きます。
- 以下のコマンドを実行します。
mbr2gpt /validate /allowFullOS
- 上記コマンドで正常に Validation completed successfully と出れば変換可能ですので以下のコマンドを実行し変換をします。ダメな場合はオンラインでの変換は不可です。
mbr2gpt /convert /disk:0 /allowFullOS
Conversion completed successfully と出れば変換成功ですので、シャットダウンをします。
UEFTへの切り替えとTPM有効化
Proxmox上のVMについて、UEFIへの切り替えとTPM有効化をします。
- 「ハードウエア」メニューから「BIOS」を選択し、「編集」ボタンをクリックします。
- BIOSを「OVMF(UEFI)」に変更します。ディスクを追加しろと出ますのでこの後で作成をします。
- 「ハードウエア」メニューから「追加」ボタンをクリックし、「EFIディスク」をクリックします。
- EFIストレージにHDDイメージと同じ格納場所を選択し、作成をします。
- 次にTPMを有効化します。同じく「ハードウエア」から「追加」をクリックし、「TPMの状態」をクリックします。
- TPMストレージにHDDイメージと同じ格納場所を選択し、作成をします。
- 「オプション」メニューから「OS種別」を選択し、「編集」ボタンをクリックします。
- バージョンを「11/2022/2025」に変更をします。
- Windows10をWindows11にアップグレードします。
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